4:名無しNIPPER[sage]
2016/06/30(木) 19:10:47.31 ID:GUujIImdo
中間棲姫(大丈夫ですか!?)
中間棲姫「ちょ、ちょっとびっくりしただけよ。今のは私の対応ミス?」
中間棲姫(いえ、計算は0.001秒前に済んでいました。何も問題は無かった筈です)
中間棲姫「そうよね。ならなんで」
グラーフ「ワフ! ワフ!」
中間棲姫「どうしたのよグラーフ。上に何が……なるほどね」
艤装からの上を見ろとの言葉に仰ぎ見れば、そこには最新鋭の艦載機が並んでいた。
空母棲姫「反重力デバイスは貴女だけの専売特許じゃ無い」
中間棲姫「私がねじ曲げた空間に艦載機のデバイスで干渉して影響を与えてたわけね。そりゃ計算が狂うわけよ」
空母棲姫「貴女の技は見た目は派手だけれど……その中身は細かい計算処理の積み重ねでしかないことは、もう知っている」
中間棲姫「やーね。でしかないって結構大変なのよこれ」ケラケラ
空母棲姫「ここまでは警告よ。貴女がもう無敵じゃないことはよく分かったでしょう。降伏しなさい」
中間棲姫「お・こ・と・わ・り」
空母棲姫「……分からないの? このまま続ければ貴女、死ぬわよ」
中間棲姫「命はいつか滅ぶものよ」
空母棲姫「何を拘っているの! 意地を張っているなら考え直しなさい!」
第七位と呼ばれる者は目を瞑り、一呼吸おいて再び会話を再開した。
中間棲姫「無責任な言い方をすると私の命を貴女に託します」
それは先程とはまるで違う、柔らかい物腰で何もかもを受け入れるかのような優しい声に変わっていた。
空母棲姫「意味が分からないわ」
中間棲姫「貴女は優しい。だからその道を進んでは駄目ですよ」
空母棲姫「意味が分からないと言っている! 貴女は死んでも蘇ることが出来ないのよ!?」
空母水鬼(姫様……)
中間棲姫「……」
空母棲姫「裏切り者となった貴女の魂がこちら側へ呼び戻されることはない! 深海棲艦が死を超越する時代が来ようとしているのに……何故そんな……!?」
中間棲姫「死を超越する時代など、虚無と同じです」
空母棲姫「言葉遊びをしないで目の前の現実を見なさい!」
中間棲姫「見えています。反重力デバイスに艤装の力が無効化され、きっと私は砲弾の雨の中で死ぬのでしょう」
空母棲姫「それが怖くないの」
中間棲姫「フネとして一度死んでいる筈なのに膝が震えるほど怖いですよ」
空母棲姫「なら黙って私についてきなさい。……決して悪いようにはしないから」
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