50: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 21:45:15.57 ID:GUujIImdo
3月31日
深海棲艦側では連合との講話に向け大妖精派の水面下での動きが大詰めを迎えつつあった。
いよいよ一週間後、ハワイで開催される講話会議において予定されている大まかな議題は以下の通りである。
・戦闘停止および休戦の具体的取り決め
・軍事境界線及び非武装地帯の設定
・太平洋人間諸国との利害関係についての調整
不安材料としては継戦を望む深海棲艦の存在があった。形式だけだが大妖精に既に実権は無く、議会こそが組織運営の中心であったからだ。
だが残った姫の数は四人。その内五位、六位、九位が非戦派であり多数派を占めるため順当に進めば押し切れる予定である。
昼 ハワイ 飛行場姫の棲家
ネ級改「……そう、私の姫様はもう」
飛行場姫「ミッドウェーは繰り上がりでオマエに任せることになる。……頼めるか?」
ネ級改「分かった。任せて」
飛行場姫「頼む。ありがとな」
ネ級改「五位様、あまり気に病まないで。きっと姫様は幸せに逝けた」
飛行場姫「……」
ネ級改「貴女にはあの人の分まで頑張って欲しい」
飛行場姫「……おう。頑張るな」
昼 ハワイ近海 第四次防衛線
レ級改「チョリ〜ッス」ゲラゲラ
空母水鬼「……何コイツ、チョーうざいんですけど」
レ級改「本日付でみんなと一緒に防衛線守ることになった仲なんで、そこんとこよろしくっつーか? あ、これ辞令です」ペラッ
空母水鬼「……これ大妖精様のサインじゃん。今は議会のじゃないとダメなの知らないの」
レ級改「そんなお硬いのは徹甲弾の先っちょだけで十分スwwwww。頼みますよ〜防衛力強化に向けた『大妖精様の』人事なんで断られるとこっちも困るっつーか?」
空母水鬼(あまり大袈裟に騒ぐと姫様のところまで迷惑が掛かっちゃうかな)
空母水鬼「分かった。認めるよ。でも来たからには働いて貰うからね」
レ級改「チョリ〜ッス!」
空母水鬼「……君、どっかで会ったっけ? なーんか顔に見覚えあるんだよね」
?級改「やだなぁ、オリャアただのどこにでも居る航空戦艦すよ〜」
空母水鬼「でもブレインだし新造艦じゃないよね。以前はどこに所属してたの?」
?級改「……な、七位様のところで働いてました」タジタジ
空母水鬼「……」
?級改「な、なんか〜? よく分かんねーんすけど七位様が艦娘に殺されたみたいで? ミッドウェーにも人事刷新の波が来たっつーか? あ、つーかオネーさん八位様の側近さんすよね?」
空母水鬼「……そだよ」
?級改「七位の姫様が戦ってるとことか見てますよね。なんで沈んだか教えてくれませんか」
空母水鬼「……知らない」
?級改「いや〜でも同じ戦場に居たんでしょ〜? 頼みますよ〜。下っ端なんで全然情報が入ってこないすよ〜」
空母水鬼「だから知らないったら!」
?級改「……おーこわ。じゃあ別の奴に聞いときますわ〜」ケラケラ
空母水鬼「……」
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