6: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 19:19:50.93 ID:GUujIImdo
空母棲姫「……もう良いでしょう。降伏しなさい」
中間棲姫「八位」
空母棲姫「……何かしら」
中間棲姫「私たちは呪われている、確かにそうです。兵器として産み落とされ兵器として滅ぶことを決められています」
中間棲姫「弱者に生きる権利は無い……これもそうかもしれません。呪いと怨嗟で作り上げてきた世界に私たちは生きています。決して公平でも公正でもないこの世界に」
中間棲姫「それを変えてみたいと、存在への呪いの無い未来を願うことは罪でしょうか」
空母棲姫「願うことは罪ではないわ。弱いことが罪なのよ」
中間棲姫「強さ弱さを価値基準に置く世界で貴女は幸せになれるのですか。羨ましいですね。私はそんな世界を生きたいとも守りたいとも思いません」
空母棲姫「いつまでも戯言を!!! 砲撃準備!」
中間棲姫「貴女はそうやって、第三位までただ弱かったと切り捨てることが出来るのですか」
空母棲姫「……ッ!!」
中間棲姫「私、あいつのこと好きになれなかったのよね。高慢ちきだし性格悪いし、序列を盾に好き放題するし。けど、大妖精への想いは本物だった」
中間棲姫「しかし大妖精は彼女を軽んじていました。きっと彼女は一度沈んだ存在を復元したものなのでしょう」
中間棲姫「でも失敗した」
中間棲姫「そう。だから日向という鍵を使って因果律に手を出そうとしている」
中間棲姫「ほんと、よくやるわよね〜。ま、推測でしか無いんだけど」
空母棲姫(艦娘と深海棲艦の意識が同時に存在しているの……?)
中間棲姫「私たちはきっと変わることが出来ます」
中間棲姫「一人の男はそれを信じて、信じられた艦娘はそれに応えて変わっていったわ」
中間妖精「だから私たちは貴女を信じます」
空母棲姫「……無責任なこと言わないで」
中間棲姫「貴女は自分自身の進むべき道について迷っている」
中間棲姫「きっと第三位のことも引っ掛かってるのね。この子友達居なさそうだし」ケラケラ
中間棲姫「こら」
空母水鬼「……七位様の言う通りだよ。大妖精様が第三位様をいじめて泣かせたんだ。姫様、それチョー気にしてて」
空母棲姫「……」
空母水鬼「姫様、後で私に怒ってもいいけどさ。もし、もし迷ってるならもう一度考えなおして欲しい!」
中間棲姫「その通りです。呪いを生んでいるその妖精に……従った果てに、貴女の望むものはあるの」
空母棲姫「…………私は」
離島棲鬼「勿論ありますわ。一斉射撃開始」
中間棲姫「……あ〜あ索敵失敗し――――」
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