8: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 19:24:15.71 ID:GUujIImdo
中間棲姫「命懸けの博打は失敗。……覚悟してたけどやっぱり死ぬのは痛いわね」
中間棲姫「それすら感じなくなった時に何もかも終わります」
中間棲姫「馬鹿女的には、この痛みが次に繋がるのかしら」
中間棲姫「どうなんでしょう。分かりません」
中間棲姫「そこは繋がるって言って励ましてよ。私、死ぬのちょっと怖いんだから」
中間棲姫「自分で自分を励ますのって虚しいの極地だと思うのですが?」
中間棲姫「たしかにね」ケラケラ
中間棲姫「あー……失敗しました」
中間棲姫「今更死にたくないなんて言っても無駄よ。次の斉射で確実に死ぬんだから」
中間棲姫「約束を忘れていました」
中間棲姫「……あ〜その約束? 実は私も今それ思い出したのよね」
中間棲姫「どうしますか?」
中間棲姫「こういうのは代役を立てるに限るわ」
中間棲姫「なるほど。その手がありましたか」
離島棲鬼「さぁ第八位様、斉射の号令を」
空母棲姫「斉射は無しよ。相手は艤装を失い無力化された。確保するわ」
離島棲鬼「大妖精様は敵の裏切り者を許しますが味方の裏切り者は別です。ましてや今度の第七位は元艦娘……確保したところで死んだほうが楽な拷問の上、殺されますよ」
空母棲姫「そんなことは……」
離島棲鬼「させないとでもおっしゃるおつもりですか? 大妖精様の意思に逆らうとでも?」
空母棲姫「…………」
離島棲鬼「さぁ! さぁ! さぁ!」
空母水鬼「こんな奴の言うこと聞く必要無いよ! 七位様を確保しよう!」
離島棲鬼「黙りなさい小娘!! それでも誇り高き大妖精様の眷属か!?」
空母水鬼「ひうっ」ビクッ
空母棲姫「やめなさい。二人共」
離島棲鬼「……私の姫様が蘇るには大妖精様の世界が実現するしか無いのです」
空母水鬼「第三位を、蘇らせる……」
離島棲鬼「もう一度あの方にお仕えするまで私は死ねない! それで今度こそ守ってみせる! 実現するためならどんな敵だって倒してみせる!!」
空母棲姫「……」
離島棲鬼「さぁ八位様! 撃って下さい! ここで撃てなければこの先も反逆者に対して後れをとります。今、眷属の長たる姫のお覚悟を見せて下さい!」
空母棲姫「……」
離島棲鬼「同志として大妖精様の築く新しい時代へ進みましょう。大妖精様への忠誠を見せて、私に貴女を信じさせて下さい。私の姫様のためにも……お願いします……」
空母棲姫「…………っ」
眉間にシワが寄っていると自分でも分かった。
空母棲姫「……撃てっ!」
159Res/243.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20