【グラブル】無限大のあなたのクロニクル 【vol.2】
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◆jE4ACnO9Bs
[sage saga]
2016/07/15(金) 04:45:42.85 ID:y1BB5HRZO
ホテル街。
時刻は夕方過ぎ。とあるホテルの一室でグランとロザミアは静かな時間を過ごしていた。
ロザミア「約束覚えてたのね」
グラン「おう、ロザミアと過ごすための口実になるし、しっかり記憶してたぜ」
部屋の窓際。ニッと笑いテーブルの上に酒瓶とグラスを置くグラン。
夜に二人きりでお酒を。これ以上ないシチュエーションである。彼に好意を持つロザミアは勿論嬉しい、のだが……。
ロザミア「……」チラッ
部屋には大きめのベッドが一つだけ。当たり前といえば当たり前だが、生々しい光景である。これからどうなるのかを考えると、緊張して身体が強張ってしまう。
グラン「ロザミア?」
ロザミア「あっ。なんでもないわ」
びくっと身体を揺らして視線を戻すロザミア。分かりやすく緊張している彼女に苦笑し、グランは馴れない様子で栓を開け、二つのグラスへと注ぐ。
どうやら赤ワインらしい。中身を持ってきた本人も知らなかったのか、目を丸くさせて見つめている。
グラン「さ、飲もうか」
ロザミア「……」コクリ
乾杯の音頭はなく、二人とも静かにグラスの中身を口にする。
甘味の中に渋み、アルコールと果実の香り。初めて口にしたワインは奇妙とも思える味で。
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