咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
1- 20
103:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 19:07:43.40 ID:IF7t6qkEO

一歩、和ちゃんの隣に歩み出る。
小さく俯く顔。
その力なく垂れさがる手を、ぎゅ、と握り締めた。

咲「大丈夫。その時も必ず、和ちゃんのすぐ隣を私も一緒に歩いてるから」

咲「和ちゃんが迷子になっても、私が必ず手を引いてあげる。迷っているなら、背中を押してあげる」

咲「すぐ傍にちゃんと、私がついてる……」

和♂「はい……ありがとう、ございます、咲さん……」

握った大きな手が、力強く力を込めてくる。
潤む瞳は、夕日の照らされる顔の紅と相まってとても色っぽい。


和♂「やっぱり、咲さん。私っ……あなたのことが――ぅっ」

私の言葉にゆっくりと頷いてくれた和ちゃんの涙声は、途中乱暴なノイズが入ったように小さく途切れる。

俯いたまま震える背中を、後ろから抱きつくような体勢で支えながら、点滅する信号機に急かされて、ゆっくりと足を進めていく。


そしてようやく、アスファルトの上を真っ直ぐ伸びる梯子を模した、長い横断歩道を渡り切った。

気づけばまた、私たちは歩行者の波の中にいた。横断歩道を渡りきった人たちと、次の青信号を待つ人たち。

でも、よく見ればお互い、みんな全然違う人ばかり




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
227Res/207.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice