咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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104:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 19:18:16.57 ID:IF7t6qkEO

和♂「ん――すみません。ぐすっ、ちょっと、元気出てきたかも、です」ニコッ

咲「…そっか、うん。いいよ」

一歩前に出て、結ばれた手を固く握り、振り返る。
すぐそこには、唇に手をやり、うっとり目を細めながら涙ぐむ天使の笑顔。

どうしたらいいのか判断できず、それでも遠慮がち且つ強固に結ばれた手は、迷える和ちゃんから私への信頼の証だ。


咲「さ、じゃあ帰ろっか」

ではまず手始めに、私が和ちゃんの手を引いて地元まで帰ろう。

ぐぃ、と和ちゃんの手を引き寄せて、真っ直ぐに歩き出すーー

和♂「あの、咲さん……」

咲「ん? なぁに、和ちゃん?」

私が、和ちゃんを導いてあげられるようにーー







和♂「駅はそっち方面ではありませんけど…」

咲「ええ!?」

咲(……幸先よくないせいで、先行きちょっと不安です)




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