咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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85:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 17:49:20.25 ID:IF7t6qkEO
和♂「そ、そうですか…? メンズの服を着て出掛けたことがなかったので、心配だったんですけど…」
咲「え、あ…そうなの?」
和♂「はい……私は元々、女性ですし。その…変だと言われないか、不安でしたので…なかなか」
咲「あ…」
咲(そっか。和ちゃんは、自分に起きた現象だけでなく、そういった恐怖とも今まで戦ってきたんだ…)
自分に多大なコンプレックスを持つ人の、色眼鏡で見られることへの不安やストレスは、一体どれほどのものだろう。
少なくとも私には、想像もつかない。
咲「…ううん。全然、変なんかじゃないよ?皆、和ちゃんのことを男子だって思うくらい」
和♂「はい…」
咲「だ、大丈夫だよ! もし不安でも、私がずっと隣にいるから。だから怖くないよ!」
和♂「咲さん…」
咲「あはは…なんて、私なんかじゃ頼りないかな?あっ、なんなら手とか繋いでく?でもそしたら私達恋びt――」
私の言葉を遮るように、和ちゃんの右手が、私の左手を引いた。
和♂「――それでは、今日一日は、咲さんは私の恋人ってことですね」
咲「あ……う、うん」
和♂「…それじゃあ、そろそろ改札をくぐりましょう。そろそろ電車が来ますよ」
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