咲「和ちゃんが男子になっていまいました」
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86:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 17:51:04.15 ID:IF7t6qkEO
早朝と言うにはのんびりし過ぎだし、お昼時と言うにはまだ気が早いような。
そんな微妙な時間帯だからか、私たちが乗車した電車内には、他の乗客は誰一人乗っていなかった。
そんな中で、私達は二人席に並んで、のんびり座っている。その間も和ちゃんは二人の間で握られた手を放すことはなかった。
時折和ちゃんは私から視線を外しながら「……ふふっ」と嬉しそうにほほ笑んでいた。
……お買い物を楽しみにしていてくれたみたい。なんだか嬉しい。
咲「そういえば、最初から二人で出掛けるのって初めてじゃない?」
和♂「そうでしたか?」
咲「あ……」
不思議そうに首を傾げる時の角度と、その可愛らしさは、女の子だった頃からまるで変わってない。
和ちゃんの変化を見つけて一つ一つ肯定し受け入れつつ、変わらないものを見つけては大事に心の中に仕舞っていく。
咲(――って、んんっ? 何か忘れてるような……二人……?)
咲「って、ああっ!今日はみんなで遊びに行くって話だったような!そういえば、他の皆は!?」
和♂「え? ああ。それなんですが…先程行けなくなったと、私の携帯に連絡がありまして」
咲「ええっ、三人とも!?」
和♂「はい…」
咲「そ、そっかぁ……急だったもんねぇ」
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