93:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:10:49.37 ID:IF7t6qkEO
物事に白黒ハッキリさせることは、必ずしも正しいとは思えないけれど、それでもどうしてもグレーではいられない事だって、きっとあるんだ。
この前まで女の子で、でも今は男の子になっちゃって。でも、心の形なんてわかるはずもなく。
男の子なのか、女の子なのか。もやもやしてグレーゾーンで、私にも和ちゃん本人にだってきっと、よく分からない。
だから私は、彼女に対するセクハラ染みた白黒ハラスメントに対し、『友達』という彼女を説明する明確な枠組みを作る。
咲(これからも付き合っていくであろう彼女のコンプレックスを、私といる間は少しでも和らげられるように……)
今の和ちゃんは女の子であって、同時に男の子でもあるんだから。
だとするならば、『友達』という明確な関係であることは私達にとって、この関係を続けていくうえで不可欠であるような気さえしてきた。
咲「……うん。ずっと、友達だからね」
和ちゃんの顔が至近距離にある。
私の顔は前を向いたまま、視線だけがチラチラと横へ流れていた。
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