94:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:13:16.98 ID:IF7t6qkEO
私のカーディガンを見て、和ちゃんに似合いそうな服を想像しながら一緒にお店を巡って。
たまーに小物屋さんで、綺麗なアクセサリーなどを物色していると、あっという間に時間が過ぎ去っていく。
小腹が空いてクレープを食べながら、二人並んでアーケードを歩く。
不意に、和ちゃんの足が止まった。
咲「和ちゃん?どうしたの――」
快晴だった天気が少し曇ってきて、細々と雲の切れ目から差し込む一筋の光の下。
和ちゃんの視線を辿った先には、有名なロリィタ服のショップが店を構えていた。
咲「あ、」
和♂「えっ、あ、咲さん……何でもないんです、何でも」
愁いを含んだ微笑に、胸が少し高鳴る。
咲「私、和ちゃんが持ってるような服のお店って、初めて見たかも…」
和♂「そう、ですか?」
咲「ねぇ…せっかくだし、ちょっと見てかない?」
和♂「で、ですが…」
咲「今までのお店は大体中に入って見て来たのに、このお店だけ見て行かないのは逆に変だよ」
和♂「…そう、ですかね」
咲「そうそうっ。私も興味あるもん。さ、入ろっ」
もう一度手を引いて、ゆっくり脚を踏み出す。
すると和ちゃんは何の抵抗もなく、――どころか私よりも勇み足にショップに向かって行く。
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