96:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:18:23.00 ID:IF7t6qkEO
咲「じゃあ、ちょっと合わせてみようよ」
和♂「えっ、ですが…私じゃ、きっと似合いませんよ…」
咲「いいから、ね?ちょっと鏡で合わせるだけでも!」
和♂「……咲さんが、そこまで言うなら…」
嫌なものは、嫌。
態度がいつも徹頭徹尾、一貫しているはずの和ちゃんらしからぬ態度に、彼女の本音を見た気がする。
咲「じゃあ、まずどれからにするー?」
和♂「では…この白のレースのを…」
ディティールが満載の可愛い服の両肩を摘まんで、鏡の前で自分に合わせている和ちゃんの顔は、女の子の頃とまるで変わってなかった。
惚けた表情に、キラキラした目。嬉しそうに緩む口元。
咲(和ちゃん……。やっぱり、ロリィタ服がまだ大好きなんだ……)
言葉にならない態度は、より顕著に彼女の本音を表している。
咲「うんっ、すごく可愛い!」
和♂「はいっ、凄くいいです、これっ」
興奮気味に答える和ちゃんは、合わせていた服をラックに戻し、別の黒の服を手に取った。
鏡の前で合わせて、ラックに戻す。それを何度も繰り返して。
今度は気に入ったのであろう数着を持って、今度は試着室に向かっていく。
気に入った物が多すぎたようで、嬉しそうに頭を抱える和ちゃんの表情は、入店前とは打って変わって、終始笑顔だった。
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