15: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/07/27(水) 12:15:48.01 ID:Li1QhE+X0
「廊下で寝ましょうか」
「え、いいよ」
「私が怖いんでしょう」
なんで分かったんだろう。
私は、急いで首を振った。
「なんで嘘を吐くんですか。なんのために? 私を傷つけないため? 私を傷つけたと思いたくないため?」
矢継ぎ早にナツが言った。
やはり、私の両親の前では猫を被っていたんだ。
「そうやって、質問攻めにされるのは……嫌い。ナツこそ、私のこと嫌いでしょ」
「いいえ」
「え、そうなの」
「ただ、能天気で馬鹿そうだなとは思いました」
「こ、このおぅ」
ナツとはきっと分かり合えない。
今後も分かり合わなくてもいいと思った。
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