30: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/07/27(水) 16:16:44.55 ID:Li1QhE+X0
走り回って、ナツは漸くキノコをポケットから出せばいいと思い当たったのか、うりぼーに向けて放り投げた。
「はあッ……はあッ」
「もう、終わり?」
「勘弁してください」
うりぼーは数秒でキノコを平らげて、ナツの方にもう一度突っ込んできた。
その間に、ナツはお堂の前で私の注いだお茶を飲んでいたので避けれずに、ナツとウリボーの顔面がぶつかった。
かなり痛そうだ。
「ナツ、大丈夫?」
「あまり」
ひっくり返ったナツを起こすため、背中に手を添えた。
うりぼーはあれだけ走り回ったのに、疲れた様子もない。
「キスされたんだよ」
「まさか」
「ほんとだよ。ありがとうのキス」
ナツはうりぼーを見た。
「うりぼーも、知ってるんだね」
私は笑って言った。
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