234:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:14:26.41 ID:0/G1P+FM0
男 「もしかしてあの衛兵って」
エルフ「はい、牧場の主の下にいたエルフが彼です」
侍 従「もしあの方が我らエルフ族を所有物にしたいのであったなら、今頃この里は人間のものになっているはずではありませんか?」
女 王「…………」
衛 兵「……人間はこと闘いにおいては非常に優秀です。この地を守るために我らが武器を取ったとてすぐに攻め落とされるでしょう」
侍 従「そもそも数が違い過ぎます。戦ったとしてもエルフの未来は暗く辛いものしか残りません」
弓使い「最早それは戦いとは言えないでしょう。一方的な虐殺、蹂躙…… 生き延びたとしてもそこに尊厳も自由もありません」
エルフ「それに、このままでは森はどんどん切り拓かれていってしまいます。殆どの人間は森は共に生きていく存在だとは思っていないんです」
男 「……人は森から奪って生きることしか知らないのです。森と共に生きるということを知らないのです」
男 「ですから、人も森と共に生きる術を知れば森の伐採や開拓・開発を止めるかもしれません。止めるはずです。いえ、止めてみせます!」
男 「ですから…… ですからどうか、この同盟を受け入れていただきたいんです!エルフと森を護るためにどうか、どうかお願いします……!!」
女 王「…………」
女 王「――――かつて我らは人間に住処を奪われ人間から逃れるためにこの地に移り住みました。しかし、今尚数多くの同胞たちが人間に虐げられ続けている」
女 王「そして、自分たちのことしか考えない資源の使い方。無秩序に森を切り拓き、あげく住処を奪われた動物たちを目の仇にして殺している……」
男 「…………」
350Res/321.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20