237:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:17:46.72 ID:0/G1P+FM0
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男 「――――最終的に、おっさんが国境警備の一団に慰問に訪れて、陛下と側近の方たちがその中に変装して紛れると」
侍 従「はい、そうです。ですが、絶対条件としてその場に居合わせるのは貴方方が信頼を置ける者だけです」
男 「そこはぬかりなくさせていただきます」
エルフ「それにしてもようやくこれで一歩前進…… ですね」
男 「ああ…… 君らが口添えしてくれたのが大きかった。ありがとう」
弓使い「いえ、私自身そうすべきだと思ったことを言ったまでです。今回の旅で改めて森は日々失われていると理解しましたので」
弓使い「あの場にいた人間だけでもかなりの数でした。森を糧にする人間全てとなると、その数は私たちの何倍にもなるでしょう」
男 「ああ」
弓使い「つまり、最早エルフだけでは森を守ることはできません。森どころかエルフ自身さえも」
弓使い「でしたら、この先エルフと森が生き残るためには…… 人間と敵対するのではなく人間と共に生きることを選択すべきではないかと」
弓使い「こんなこと、先生とこの子の話を盗み聞きした時は何を馬鹿げたことを、そう考えていました。ですが……」
弓使い「貴方と共に旅して、そして貴方の国の王とお出会いして、この考えが荒唐無稽な話ではなかったと思い至りました」
弓使い「そして、エルフと人が理想的な共存共栄をを成せるのは今この時この国を除いてはもう二度とないとも思えました」
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