240:名無しNIPPER[saga]
2016/08/05(金) 23:24:59.64 ID:0/G1P+FM0
侍 従「それに同盟を受け入れるかどうかはエルフ側だけの問題ではありませんよ?」
弓使い「確かに。貴方の国の中にも同盟には反対する勢力がいるかもしれません」
エルフ「王様が仰っていたかつての権力者のような暮らしを望んでいる人間、同盟よりも支配した方がいいと考える人間」
侍 従「仮にそういった方たちを押さえつけられたところで次は他国との問題が出てきます」
男 「エルフとの同盟の結果、我が国は言い方は悪いですがエルフを数多く所有している国家となる。それが問題なんですね?」
侍 従「ええ、他国の人間が私と貴方を虐げていた人間と同じような人間ばかりだとすれば、エルフを寄越せと言ってくるに違いありません」
弓使い「断れば武力行使に出てくるでしょう。お話から察するに貴方の国は他国と戦争するだけの余裕はないのでしょう?」
エルフ「それに、そういう国は一つや二つじゃないんでしょう?」
男 「悲しいけどそういう人間ばかりだからなぁ…… 敵対は免れないだろ」
侍 従「同盟とは言いつつもしばらくは私たちの存在を秘匿してもらわなくてはなりませんね」
男 「でも、エルフの持つ農耕技術や畜産技術は欲しいし、他国の目の届かないところで隠れっぱなしでいてもらうわけにはいかない」
弓使い「技術譲与するエルフの数を絞りつつ、その正体がバレないように配慮していただく必要もあるでしょう」
弓使い「どこから情報が漏れるかわかりません。厳しい監視体制が必要です」
侍 従「でも、厳しい監視下ではエルフにも不満や鬱憤が溜まるでしょう。それにも配慮しないと……」
男 「問題はまだまだ山積みだよなぁ……」
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