247:名無しNIPPER[saga]
2016/08/06(土) 00:00:09.19 ID:v2expOE80
男 『それに対しエルフの知恵と知識を得た我が国はまだまだ食料には余裕があった。寝返った敵兵が兵糧をパクって来たのも大きい。そこで俺たちはある作戦に出た。それは……』
エルフ兵「どうか、剣を納め弓を捨て投降してください。こちらには食べ物がいっぱいありますよ〜」
男 『見目麗しいエルフの女性の優しい微笑みと手にした豊富な食料、案の定下卑た権力者に嫌気がさしていた敵の兵は次々に寝返った』
男 『それに伴い国の人口もかなり増えたが、先にも述べた通り食料自給率は伸びているのでさして問題なし』
男 『で、その合間合間におっさんはエルフから得た技術を時刻と戦争していない諸国に提供していた』
男 『ちなみに「教えてほしいからエルフを寄越せください」と言ってくる国にはエルフの技術を学んだ人間を派遣していましたとも』
男 『その結果、そういった諸国も食糧生産量が向上し、彼らはエルフへの認識を「奴隷」からまさに「森の賢者」であると改め始めた』
男 『続々と国力を増していく他国、次々に投降する兵士、抑えきれない内乱。最悪の状況に遂に敵国は折れ、終戦協定が結ばれることになった』
男 『おっさんは遺恨を残さないようにと寛大な処置を施し、敵国にも積極的に技術提供した』
男 『――――かくして人とエルフは強く結び付き、幾つかの国と同盟の輪を広げ連合国となったこの国は人の科学とエルフの知恵が融合した新たな技術が栄えた』
男 『自然と科学が調和した新たな文化は畜産・農業・建築などあらゆるものに活かされ、この国には自然が溢れ人工物と草花が共存する空間が広がった』
男 『国王夫妻による積極的な技術提供の恩恵を受け、戦争を仕掛けねばならないほど困窮したり、進退窮まった国は無くなった』
男 『国王夫妻…… これは言うまでもないと思うがおっさんとエルフの女王が人とエルフの共存の新たな形として結婚したってことだ』
男 『西の隣国も大分豊かになり、この度何と我が国と同盟を結ぶことになった。それに伴い西の森の開発は中止され、失われた森の再生が進められている』
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