みく「ち、違うのにゃ、これは……!」李衣菜「みく、ちゃん……?」
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20: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/08/05(金) 02:54:55.98 ID:o7r745dq0

みく「……李衣菜チャンから言ってにゃ」

李衣菜「……じゃあ、みくちゃん……その、話してた薬ってこの後どうするつもり?」

みく「……どうして欲しい?」

いつの間にか立場が逆転しはじめた感覚を覚えつつも、李衣菜はねだるように呟く。

李衣菜「薬は……捨てないで欲しいな……その……」

みく「……しょうがないにゃあ李衣菜チャンは。いいよ、捨てないであげる」

李衣菜「ホント!? ありがとう!」

心底嬉しそうな李衣菜に呆れつつも、自分もこの提案にどうしようもないくらい喜んでしまっていることを
自覚したみくは、それでも意地悪するように宣言する。

みく「でも捨てないだけだからね? みくがまた飲んだりすると思う?」

李衣菜「えっ……あ、うん、それはそうだよね。今日みたいなことがあったら大変だし……うん……」

みく「……でもみくが風邪薬と間違えちゃたり、李衣菜チャンが間違ってみくに作ってくれた料理に混ぜちゃったりしたら」

李衣菜「……!」

薬の効果は切れているはずなのに、薬を捨てなかったことで起きるであろう事態を想像しただけで
おかしくなりそうなみくは、李衣菜に身体をすり寄せながら言葉を続けた。

みく「みくにはどうしようもないから、その時は李衣菜チャンに頼るしかないにゃ〜……なんて」

李衣菜「……私に頼るしか無いの?」

みく「……そうするしかないにゃ」

李衣菜「……へへっ、そっか、それならしょうがないね!」

みく「ふふっ! しょうがないのにゃ♪」

こうしてシャワールームの中で笑顔で取り決めが作られ、みくと李衣菜が30粒あった薬を使いきったのは、
この日から30日後のことであった。

〈終〉



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