19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/09(火) 22:02:24.69 ID:Jlzm0ddd0
愛「ささ、乾いちゃうからビニール被せて戻ろっ」
龍人「おうおう」
ゴミ除け+蒸発除けの大きなビニールを、ベッドメイクするかのようにふたりで被せていった。
……
…………
………………
ジャアアアアアア……
愛「たつと助けてえええ! タオルなーい!!」
龍人「ハァすっぱかよお前!? 俺のカバンから持ってけ!! んで後で返せ!!」
校内には男女別のしっかりしたシャワー室がある。
なんと電気と水道がキチンと供給されている事が判明したので、汗まみれの身体を流す事にしたのだ。
それは先生の馬鹿か阿呆かうっかりか、それとも諦観か。
俺は諦観だと思う。
愛「えー!? 龍人も使うの何かヤダ!」
龍人「どうせもう拭いてんだろテメエ! 俺、服着られねえじゃねえか」
愛「しょうがないなー、困るだろうしいっか」
龍人「今度は持ってこいよ」
キュッ、キュ。
愛「え、あ、出るの!? 待って待って、まだあたしタオルウーマンだから、着替えてくる!」
龍人「おせーよ、あくしろー」
ダッダッダ……
龍人「……今度は、か。」
次に学校を訪れる時も、俺の助けがおそらく必要となるだろう。断る理由も無い。
学校は終わってしまい、地球はそのうち終わり、島は遠くない未来に終わるが、まだまだ終わると決まってないものもある。
それは、俺の心にほんの少し色を付けてくれた。
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