1: ◆VBpp/3j4RQ[saga]
2016/08/13(土) 22:52:13.93 ID:JSgeQFbP0
初ssです。
なので多少ミスはあると思うけどその時は生暖かい目で()お願いします。
あと百合要素ありなので苦手な人は注意。
それでもいいよって人はどうぞ。
2: ◆VBpp/3j4RQ[saga]
2016/08/13(土) 22:53:32.79 ID:JSgeQFbP0
ノンナ「練習お疲れ様でした、クラーラ(ロシア語)」
クラーラ「ノンナもお疲れ様です(ロシア語)」
カチューシャ「ちょっと!日本語で話しなさいよ!!」
クラーラ「シトー?」
3: ◆VBpp/3j4RQ[saga]
2016/08/13(土) 22:54:26.23 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「…まったくもう、クラーラも日本語喋れるのに何でロシア語ばっかり喋るのかしら」
カチューシャ「何言ってるのか分からないじゃない!」
カチューシャ「もしかしたら私がロシア語分からないことを知っての上で…」
4: ◆VBpp/3j4RQ[saga]
2016/08/13(土) 22:54:59.05 ID:JSgeQFbP0
ノンナ「今日も生意気でしたねあのチビ」
クラーラ「本当に」
ノンナ「バイカル湖に沈めてやりたいくらいです」
クラーラ「ウラル山脈のふもとにでも放置してきてやりましょう」
ノンナ「…いつか粛清してやる」
5: ◆VBpp/3j4RQ[saga]
2016/08/13(土) 22:55:43.32 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「ヒ、ヒェッ!!!」
カチューシャ「そんな、あのノンナに限ってそんなはずは…ないと思うけど」
カチューシャ「でも自分の分からない言語で目の前で会話されるのも考えたらちょっと怖いわ…」
カチューシャ「どうしよう…」
カチューシャ「そうだ!私がロシア語を理解できるようになればいいのね!」
6: ◆VBpp/3j4RQ[sage saga ]
2016/08/13(土) 22:57:38.70 ID:JSgeQFbP0
行間開けたほうがいいな
7: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 22:58:38.91 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「よいしょっと」ドン
カチューシャ「さすがプラウダ、ロシア語のテキスト品揃えは伊達じゃないわね…」
カチューシャ「どれにしようか迷ったけどとりあえず一番分厚い本にしてきたわ!」
8: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:00:16.16 ID:JSgeQFbP0
※作者注 特にテキストのモデルはないです
9: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:00:41.59 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「まずは読み方…よね」
カチューシャ「RやNをひっくり返したやつ(Я・И)とかあと顔文字でよく見るやつ(дやёなど)とか」
カチューシャ「図形にしか見えないわ…」
10: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:01:40.05 ID:JSgeQFbP0
※作者注 さすがに長いので省略します。ググればわかりやすいのが大量に出てくるのでそちらを参考にお願いします。
11: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:02:15.34 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「ふーん…」
カチューシャ「аとかеとかはアルファベットと同じようね」
カチューシャ「でもРってRの意味らしいし…アルファベットのBはロシア語ではБになるのね」
12: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:02:42.78 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「意外と似てるものね」
カチューシャ「試しに何か読んでみようk…そうだ、そういえばこの前ノンナが何かのメモを忘れていってたわね」
カチューシャ「渡しそびれたのが吉に出たわ」
13: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:03:34.92 ID:JSgeQFbP0
メモ「・Нина
・Алипа」
14: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:04:00.43 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「どれどれ…これをアルファベットに変換すると…」
カチューシャ「Nina…Alina…」
カチューシャ「分かった!ニーナとアリーナね!」
15: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:04:30.97 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「…ってコレこの前次期隊長と副隊長の案を出した時の!」
カチューシャ「なかなかエライもん忘れていってるじゃないノンナ!!」
カチューシャ「それにまだ気づいてないあたり意外とノンナも抜けてるわね…」
16: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:05:50.55 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「…とまあ合間合間に勉強すること一週間」
カチューシャ「軟音硬音も何となくは分かったし」
カチューシャ「有声化無声化も結構サクサクいったのはいいんだけど…」
17: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:06:27.29 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「ちょっと舌の位置が変わるくらいならまだ分かるわ」
カチューシャ「でもこのЖ(zh)やШ(sh)って何なのよ!」
カチューシャ「舌を口内のどこにもつけず発音?」
18: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:06:56.40 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「とさらに一週間が経ったわ」
カチューシャ「とにかく自分の名前くらいは言えるようにした」
カチューシャ「でも今気づいたけど私巻き舌できないじゃない!」
19: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:07:24.22 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「巻き舌ができないと挨拶できないし国名すら言えないなんて…」
カチューシャ「でもテキストにはあの同志レーニンも巻き舌は苦手って書いてあったし…それならもう…」
カチューシャ「いや、ノンナにできてカチューシャにできないことなんてない、そうに決まってるわ!」
20: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:07:57.25 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「でも本には巻き舌のやり方は詳しく載ってないわ」
カチューシャ「ネットで見てみようっと」
カチューシャ「えーっとなになに」
21: ◆VBpp/3j4RQ[saga ]
2016/08/13(土) 23:08:25.62 ID:JSgeQFbP0
カチューシャ「ものすごく舌が鍛えられそうな感じはするけどあまりスマートじゃないわ…」
カチューシャ「他はないのかしら…ん?」
カチューシャ「pru pra pru pra… tru tra tru tra… ara oro ara oro… arrrrrr…と連呼する」
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