武内P「もう我慢できな一い!」
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166: ◆H.Fr5Z660Y[sage saga]
2016/12/21(水) 00:15:59.90 ID:wr0Msrqc0
まだ駆け出しの姉さんは昨日で仕事収めだったらしく暫くはオフが続く。

そんな訳で大学も休みだし、こちらに泊まる間の服なども少し新しくしたいということで男手として駆り出された。

はずなのに…。

美波「ねえ、試着してみよっか」

いつの間にか僕の服を楽しそうに選んでいる姉さん。

美波「これなんてどうかな?」

色々な服を取っ替え引っ換えにされて、僕はまるで着せ替え人形になった気分だ。

そして一頻(ひとしき)り続いたファッションショーも終わりを告げ、両手いっぱいに荷物の束を抱えた僕。

それにしても久しぶりに姉さんとの買い物で良く分かったことがある。

それは人目を引いて、道行く人がつい振り返えってしまうくらいに美人だってこと。

前からそういった節もあったけど、アイドルとして磨かれた成果なんだろうか。

僕も玄関で見た時には思わずドキっとしたからしょうがないのかな。

自分の姉弟(きょうだい)がそんな目で見らるのは少し嫌な気持ちもあるけど、それ以上に『僕の姉さん可愛いだろ』って思わず自慢したくなる。

心の中ではガッツポーズだ。

隣を歩く僕はひょっとしたら恋人に見られたりしてるのかな?なんて有りもしない自分の願望丸出しの妄想に耽(ふけ)ってみたりもした。

まあ、そんなこんなで買い物を終えて自宅へと辿り着いた僕達二人。

弟「ふぅ…」

美波「ご苦労さま。頑張ったね」

弟「いや、大丈夫だけど。こんなに買ってもらって良かったのかなぁ」

美波「いいの、いいの。お姉ちゃんからのプレゼントだよ。クリスマスだしね」

弟「取り敢えず、荷物運んじゃうから。姉さんのも部屋に置いとくよ」

美波「うん、ありがとっ。じゃあ飲み物用意してくるから、お姉ちゃんの部屋でお茶しよ」

弟「オッケー」

玄関で靴を脱ぎ荷物を部屋へと運んで行く。

階段を上がって二階の奥にあるのが僕の部屋だ。

買って貰った洋服の紙袋は扉を開けたところに一先ず置いて、隣にある姉さんの部屋へと移る。

東京の大学に進学してからはたまに帰省した時に使うくらいしか出番のない部屋だけど、そのまま残してあった。


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