カチューシャ「首輪」
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16: ◆2QfXBkV1Yr70[saga]
2016/10/16(日) 01:00:18.22 ID:Zm+yEuFZ0
クラーラ「……あまり書き込まれていないようですが」

カチューシャ「ああ、話が盛り上がっちゃって、ついかきこみわすれたわ」

クラーラ「……毎日、されているのですか」

カチューシャ「ええ、毎日よ。それで、クラーラは何をしにきたのかしら」

クラーラ「いえ、カチューシャとノンナが見当たらなかったので」

カチューシャ「それなら心配はいらないわ。だいたいここにいるし、そもそもノンナといればどんな悪漢だって負けはしないわ」

クラーラ「……そうですね、それでは失礼します」

カチューシャ「ええ、おやすみ」

クラーラ「……あの袋は?」

カチューシャ「ん?ああ、あれはただの食料入れよ。やっぱり頭を使うとお腹がすいちゃうの」

クラーラ「あまり、太られると戦車に入りませんよ」

カチューシャ「んな!クラーラのくせになんて口の利き方!?しゅくせーされたいわけ!」

クラーラ「それは嫌です。隊長に嫌な思いをしてほしくありませんから」」

カチューシャ「……そういうこといってんじゃないわよ」

クラーラ「ええ、粛清が下る前に失礼します」

カチューシャ「ええ、また明日」

クラーラ「Спокойной ночи」

クラーラはそういうと、ゆっくりとこちらを見ながら扉を閉めた。……なんだったのだろうか。

カチューシャ「嫌な思い、ねえ」

どことなく引っかかるものの、言葉にできないからただもやもやするだけである。とりあえず、帰るとしよう。

カチューシャ「ノンナ!起きて!帰るわよ」

ノンナ「はぁぁん!」

ノンナのお尻を跡が付くほど平手打ちをして、その日は二人で帰路に就いた。


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