120: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 02:40:51.54 ID:H0JqPK/8o
「ねえほむら、あれが例のワルプルギスの夜ってやつ? こっちに向かって来てない?」
まどかが夢を見ている世界、現在進行形の時間軸のさやかだと確信する。
(どうしてこんなことが)
考えている暇はない。とにかくマミのソウルジェムを浄化する。
魔女が近づいてくる。避難所から離れた方向へ誘導するため三人は一斉に動いて魔女から大きく距離を取った。
「……まだ死んだわけではなさそうね」
マミが戦闘を再開する。視界を確保するために近くのビルの壁面を駆け登って屋上に陣取った。無数の銃が魔女と使い魔を狙う。
「あれ? 杏子だ」
やはり緊迫感のないさやかの声がした。ワルプルギスの夜に向かって槍を構えた赤い魔法少女が跳んでいくところが見えた。
「どうなっているの。私は夢でも見ているの?」
呟きつつ銃を構えたマミが集中力を高めていく。
(……助けにきてくれたのかしらね。幻でもいい。うれしい)
ワルプルギス本体から時折攻撃が届くが、こうなった彼女にもう当たることはない。
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