マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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133: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/23(金) 08:11:31.66 ID:K+q61Ei9o

精神的な変化、思春期の終わり、すなわち成長がシステムの不適合を起こすのならこれは魔法少女すべてに起こり得る。

だが個人差はかなり大きいとみていいだろう。

ふと、暁美ほむらの気持ちが理解できる気がした。

出会った頃の表情の読めない張りつめた雰囲気を思い出す。


(話すべきことを話すことができない。そんな状況もあるのね)


魔法少女の終わり方について得た新しい情報についてはワルプルギスの夜が終わるまで自分の胸に収めておく。

だが、まだQBは大事な情報を隠している。

なんとなく彼女にはそれがわかる。

マミは何度かコンタクトを取ろうとしているがインキュベーターは姿を現さない。

今までこんなことはなかった。


“悔いのないようにね”


(もちろんよQB)


マミはソウルジェムを見つめ集中する。

「私」に集中してみる。

肉体による思考活動を放棄することで「私」であるソウルジェムそのものを感じ取ることはできないだろうか?

そんなことを考えていた。

だが思考を止めることは難しい。考えないでおこうとするとなおさらに。

そこで魔力を使った。

直後、マミの身体は肉体の五感を失う。



そして、破壊され尽くした街に立っていた。遠目にいくつか見える見慣れた人影は。

そして、いつか見たことのある魔女結界内にいた。魔女の気配を辿って結界内を歩く。

そして、父母と談笑し、学校に行き、戦い眠り食べ笑い泣き怒り悲しみ喜び



………を通り抜けると黄色い光に包まれた。

魂に深く食い込んだシステムという、彼女の持つイメージが形をとってそこにある。

特定の感覚に頼ろうとするとすり抜けていく、定まりきらない像をマミは追う。

ようやくピントが合ってきた。


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