マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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14: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 02:52:32.92 ID:eDj2lchjo
魔法少女候補というが、杏子から見ればただ素質があるというだけの二人だった。

「なるかならないか迷うくらいなら最初からやめておけ」と噛みついたがマミがやんわりと杏子を制した。


「もう少しよく私たちを知ってから判断するといいわ。
一生に一度のチャンスなんだから」

「チャンスぅ? 寝ぼけてるのかマミ。あたしは反対だ。
おい、全部忘れてとっとと帰っちまえ。二度とツラ見せんなよ」


二人を睨み付けると気の強いさやかはまどかを背中にかばいつつ睨み返してきた。

そんな馴れ初めだったがマミの家でよく顔を合わせるようになると立場を越えて打ち解けるのは早かった。

口も態度も悪いという自覚はあったので疎まれるだろうと思っていたら、さやかはともかく大人しそうなまどかまでがなぜかまったく警戒心なく接してきた。

普通にニコニコと話しかけてくるし、さやかに至ってはバシンと肩をはたいたりおやつを横取りするなどの無遠慮っぷりを見せた。それを怒ると喜ぶ。

皆で一緒に街をぶらついたりマミの部屋で意味もなく一日を過ごしたりもした。

正直楽しい思いをしたし信頼関係を築けたとも思っていた。

だからこそさやかが魔法少女になったと知った時にはその願いの愚かさに逆上し、わざわざ学校帰りを捕まえて罵倒した。

仲裁しようとするまどかの努力も虚しく、かつてないほど激しい言い争いになる。

そうやって言い合ってみると考え方がどこまでも頑固で幼くてあきれた。

次いで内面のもろさと強がりが見てとれて正直なところ可哀想にも思った。

それからいきなり直感を得て背筋を寒くした。


(こいつ、長生きできない)

(魔女と戦わせてはいけない)


実力の程度を思い知らせて戦闘の恐怖を叩き込もうと人目のつかない場所まで誘った。

日没直後の高速道路に架かる大きな橋の上、そこでトラブルが起こった。


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