15: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 02:56:02.31 ID:eDj2lchjo
変身しようとしたさやかのソウルジェムをまどかが突然奪って橋から投げ落とすという暴挙に出る。
下を通りがかったトラックの荷台に乗ったさやかのそれはみるみる遠ざかっていった。
「さやかちゃん、ごめん」
やってのけたことの割に冷静なその発言の直後ごくごく小さな声がつけ加えられたのを杏子は聞いた。
お願いほむらちゃん。
ほむらの耳には届かなかったろう。
しかし杏子はほむらが血相を変えてさやかのソウルジェムを取り戻しに行く瞬間を目の端に捉えた。
直後唐突にさやかの身体が生存のための全ての機能を停止した。
ただの物質と化して動かないさやかを見て自分の心臓がドクンと嫌な感じに跳ね上がった。
現われたQBを問い詰めてソウルジェムの正体を知った時、考えるより先に手が動いてQBの身体を四散させた。
自分の魂の在りかを知ったさやかは、それから自暴自棄な戦闘を繰り返すようになる。
そのうち落ち着くだろうとこっそり様子を窺っていたが増々荒れていった。
そして狂気の沙汰とも言えるような領域にまで入っていき、杏子が内心かなり頼みにしていたマミの説得すら拒んでしまった。
そろそろ限界だろうとやきもきしつつも取れる手がなくて歯噛みしていたところだった。
だから「さやかを助けたい」というほむらの申し出は渡りに舟の思いがした。
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