マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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161: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/27(火) 17:39:45.39 ID:J5IxWr5Po

「自分を変えたい、病気を治したい、友だちと仲良くしたい、勉強ができるようになりたい、
死んだペットを生き返らせて、というのもあった。まだあるけれど聞きたいかい?」

「うん」

「歌が上手くなりたい、もう少し身長がほしい、あるいは体型を変えたい、
離婚寸前の両親を仲良くさせてほしい、何ヶ国語も話せるようになりたい、
それから特定の個人を消したいというのもあって、この子はすぐに大笑いしながら魔女になってしまった。既に狩られている」

「そんなに大勢……あの、そんなに魔法少女を増やしてどうするの? QBはその子たち全員フォローできるの?
それにただでさえグリーフシードが手に入らないのに、取り合いになっちゃわない?……のかな」

「そんな心配は無用だよ、まどか」

「どうして?」

「彼女らのほとんどが今日ワルプルギスの夜を見たことで魔女化している」


まどかは絶句する。


「何人かは魔法少女として育ってくれるとバランスが良かったけど仕方ない。
結局魔女との戦闘を経験した子は一人もいなかったんじゃないかな。
まどか、泣いているのかい?」

「私はその子たちを助けられない」

「君の力はまだそこそこ大きい。さっきの願い事の子たち全員を人間に戻すというのはなんとかなるよ」

「そうなの?」

「うん。そうするかい?」


とっくに決断していたまどかだが、ほんの少し逡巡した。


「……いいえ、しない」

「そうか。意外だね。この星を終わらせるような魔女にはもうならないよ?」

「わかってる。でも、しないよ」


絞り出すような声だった。


(あなたたちを助けません……ごめんなさい)



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