162: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/27(火) 17:42:02.23 ID:J5IxWr5Po
「賢明な判断だね。ほむらたちのことを考えるならその方がいいだろう。
グリーフシードは魔法少女の命綱だ」
「なんとかならないのかな?」
「なにがだい?」
「魔法少女から魔女になってあなたたちのためのエネルギーになるという仕組み」
「僕らのためではなくて宇宙のあらゆる生命体のためだ。それはともかく、
うん、それはどうにもならない。君にはもう魔法少女システムをどうにかできるような力はない」
「君は少し突飛なところがあるからね。もしかしたら君の力が減じたことは
システムを含めこの世界の維持存続には良かったのかもしれない」
願いによっては宇宙すら改変してしまえるほどのものだったから、とQBは続けた。
「聞きたいことはそれだけかい? ほむらたちのことは知りたくないかな? かなり健闘しているよ」
「わかるの?!」
「じゃあしばらくは彼女らの戦いを一緒に見守るとしようか」
QBに視界を与えられ、まどかは友人らの戦場を見渡すことができた。
誰も欠けていない。みんな戦っている。
「サービスがいいんだね?」
「営業活動だと思ってくれていいよ」
「ワルプルギスの夜がいる」
「そう。実際に見るのは初めてだったね」
「舞台装置の魔女、ワルプルギスの夜。本当の名前はなんていうの?」
(−−−−−−)
頭に響いたそれはよく聞き取れなかった。
「えっと?」
「僕らの星の言葉で発音も表記も君たちの感覚器官ではムリだ」
「そうなんだ。ねえ、みんなに話しかけることはできる?」
「中継してあげたいが距離があるからやりとりは難しいかな。伝言なら承るよ」
「わかった。黙って見てる」
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