18: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:10:18.62 ID:eDj2lchjo
何日かぶりに会う魔法少女の先輩はさやかのベッドに座って所在無げに腕を組んでいる。
「おかえり。遅かったな」
さやかはただ(じゃまだな)と思った。
早くそこをどいてほしい。横になりたい。だるい。
「なんか用?」
「な? だから魔法少女なんてなるもんじゃなかったろ」
「あんたが……あたしに説教できる立場なの?」
「ああ、頼むからトゲトゲすんな」
「またケンカしにきたの? ヒマなの?」
「様子を見にきたんだ。マミも気にしてる。
最初に自分が誘ったせいだって落ちこんでる。
お人好しだからな」
「マミさんは関係ない。あの人のせいじゃない」
「そう言ってんだけど納得してくれないんだよね」
消耗しきったさやかを上から下までジロジロと眺めがら杏子が続ける。
「それにしてもさあ」
「なに」
「おまえメンタル弱すぎ。そんなになっちゃうのは絶対おかしい」
「はあ?! おかしいってどういうことなの、おかしいって!」
「って思ってたんだ。ごめんな」
今度はさやかが杏子を注視した。
「……なにそれ」
「今なら少しわかる。いやすごくわかる。必死だったんだよな」
「なに言ってるのかわかんない」
「いいからソウルジェム出しな。グリーフシード持ってきた」
「それは使わない。って、ちょっと何すんのよ」
まあまあとさやかをなだめつつ腕を引いて隣に座らせた。そして彼女の指からソウルジェムのリングを抜こうとする。
さやかは抵抗するが杏子は易々と取り上げた。
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