マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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19: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:16:08.70 ID:eDj2lchjo
「そんな疲れ果ててちゃ何もしたくないだろ。いいから楽にしてなよ」

「おせっかいはやめて。あんたそんなヤツだっけ?」

「まあいいから。な?」


本来の形態に戻してみるとやはり危険なほど変色しているのがわかった。

青く澄むまでグリーフシードを使ったがすぐさまジワリと濁り始める気配がある。


(なるほどね。これは厳しい)


「ほらね? もうだめだって」


あっけらかんとさやかが言う。薄ら笑いを浮かべている。


「見て、どんどん濁っていく。自分のことだもん、わかるんだ。
もう壊れてるよソレ」


杏子は二個目のグリーフシードを取り出した。さやかが笑いを引込めた。


「やめなよ。無駄になっちゃう。もったいないよ」

「おまえはまだ壊れてない」


ほむらが見せてくれた幾つもの場面を思い出す。

怒りに任せてお互いの魔力をぶつけ合ったこと。

さやかをひどく傷つけてしまったこと。

失敗に終わった話し合い。

自分のすぐそばで魔女へと変わるさやか。

いくら呼びかけても応えない魔女。

さやかの遺体を抱いて運ぶ自分の姿。

魔女と一緒に死んだこと。


「少なくともまだ生きてるだろ」


幾分優しい声で言う。


「生きてるなんて言えないよ、こんな身体」


吐き捨てるようにさやかが言った。


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