223: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/11/22(火) 18:11:33.71 ID:TcD/Xdsko
まどかの応答に気を取り直してほむらは続ける。
「以前私はあなたの夢を別世界への通路として使ったけれど、その先にあるのは私の良く見知った過去だった」
「うん」
「だからとてもスムーズに魔法が働いたと思っている。でも今回は違う。
だからできるだけ詳しく知っておきたいの。同じようなことを何度も聞いてごめんなさい」
「うううん、いいんだよ。何回でも説明するね」
「ええ、お願いするわ。……さあ食べてしまわないと」
「だね。ちょっと急がなきゃいけないかな」
言いながらふとほむらの手元に目がいった。
「あ」
「どうしたの?」
「お箸の使い方がすごくきれいというか、優雅というか」
「そう?」
「うん。ほむらちゃんのお家はそういうの厳しかったのかな?」
「いいえ、むしろ甘い方だった。なにしろ病気がちの子供だったから」
そしてわずかに笑みを含みながら「今でも魔法で体力の底上げしているくらい。基本的に弱いの」とさらっと付け足した。
(コメントし辛いよほむらちゃん)
発言内容はともかくとして添えられた笑顔がまどかには嬉しかった。
「そう言えば最近はお弁当作ってくるんだね? 忙しいのに」
「ええ。経費削減」
「あ、それはちょっと意外だったかも」
今度は少し歯を見せて笑ってくれて、もっと嬉しくなった。
「手だけじゃなくて姿勢から何から全部整っててほんとに絵になるね。あれ?」
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