マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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242: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/12/16(金) 02:47:18.28 ID:Tj9/jsnfo

「ねー杏子」


ソファーで新聞を広げていたさやかが杏子を呼んだ。ほむらとまどかが家を出てからずっとダイニングテーブルで組んだ両腕に頭を乗せ、何か考えごとをしていた杏子だった。


「ヒマそうだね。さっきの話の続きをしない?」

「まだなんかあんの?」


杏子はちょいちょいと手招きするさやかに近づき、隣に腰を下ろしてぐーっと伸びをした。(でっかい猫みたい)と思いながらさやかはチラシの束ごと新聞をたたんで台の上に置いた。


「新聞なんか読むんだな」

「眺めてただけ。ポーズですよポーズ」

「なんだそれ」

「あまりちゃんと見ないようにしてんの」


災害直後と比べるとだいぶ小さい扱いにはなったがそれでも一面に死亡者数と行方不明者数が載っている。

さやかは掌を上を向けて差し出した。ぽんと手が乗せられたので指を組んだ。


「なんかさやかから妙なプレッシャーを感じるんだけど。なに考えてる?」

「わかってんじゃん。そーなの。さやかちゃんはただいま杏子をぐいぐいプレス中なのだよ」

「はあ?」

「いい? マミさんはものすご〜〜く大事な人です。やさしいマミさんが大好きだよ」

「うん。知ってる」

「そしてほむらも大事なの。大事なまどかをずっと大事に思ってきてくれた子だから、どっちも失うわけにはいかないの。
だからできることはやんなきゃだめだと思うんだ」

「……うん?」

「本気出そう。魔法を使おうよ」

「なにを言って」

「待って、聞いてよ。できるよ。思い出せればいいんだよ」

「思い出せれば?」

「うん。一回できたことじゃん?」

「…………あれか」



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