マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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28: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:48:49.90 ID:eDj2lchjo
実際、いろいろ吹っ飛んだ。きれいさっぱりと。

ソウルジェムを見せる。ひと目でわかるような濁りの進行は止まっている。


「ね。もちこたえてる」


それをチラと見やってすぐに視線を戻した杏子が言う。


「服が邪魔だから脱がしていいよな?」

「は? あれ? いやいや……杏子聞いてる? どうしちゃったの? もう大丈夫だってば。
なにその真剣な顔! ほんっとにあんたこわいよ?」

「やっぱ着たままだとまずいよな? 制服だもんな」


そう言いつつ杏子はぷちぷちと二箇所のスナップでくっついているネクタイをむしり取り、首元近くのボタンから外していこうとする。


「待って待って、なんで?」

「そうしたいからに決まってんじゃん。んなこともわかんねーのか」

「わかんないよ!!!」


そう返しつつも先程から明白になりつつある心境の大きな変化に渋々気付く。

杏子の顔を今日初めて見たような気がした。


(なにこれ……意識がすごくはっきりする)


なにかハイになる脳内物質でも出ているのだろうか。

しつこく心を苛んでいた失望も、後悔も、大きな悲しみも今はどうしても感じることができない。


(こんなに簡単に消えてしまうようなことだったの?)

(どういうことよ。自分の心が謎すぎる)


「なーこれどうやって脱がしたらいいんだ?」


手こずった挙句そう尋ねる杏子の顔をまじまじと見た。


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