36: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 23:43:44.27 ID:eDj2lchjo
「やあ、まどか」
「QB」
「少しいいかい? 君と話をしに来たんだ」
「少しなら……」
「ありがとう。まあ、またいつものお願いなんだけどね」
「私、魔法少女にはならない方がいいと思うんだ」
「さやかを助けないのかな」
「私ならさやかちゃんを人間に戻してあげられる……」
「それくらい造作もないことだよ」
(それくらい、かあ)
「ねえ、奇跡ってQBが叶えてくれるの?」
「僕の、というか僕たちの力だね。そういう仕組みになっている」
「仕組み?」
「魔法少女になってくれたら教えてあげるよ。
それより、そろそろさやかが危ないようなんだ。彼女を助ける気はないのかい?」
「QB」
「なんだい?」
「もっとよく考えてみたいかな」
「うーん誰かに入れ知恵をされたのかな? ほむらかい?」
「………」
「まあいい」
会話を終えるとQBはいつものように愛想よく挨拶をして部屋から消えた。
まどかはベッドに倒れ込んで目をつぶる。
(杏子ちゃんならきっとさやかちゃんを助けてくれる)
318Res/339.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20