48: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 00:20:22.69 ID:JptNLkfbo
朝の登校時間、まどかと仁美はいつもの通学路上にさやかの姿を見つけた。
向こうも二人に気付いて照れくさそうな笑みを浮かべながら小さく手を振っている。
仁美は涙ぐみまどかは泣きながら走って行って抱きついた。
「さやかちゃんっ!」
「ごめん、ほんとにごめんね、まどか」
万感の思いを込めて受け止め、ギュッと力いっぱい抱き返す。
「あたしがバカだった、ほんっとうにごめん!」
「さやかちゃん、さやかちゃん、ううううっ!」
「ねえまどか、あたしを力いっぱいひっぱたいてくれない?」
「ぜったいにイヤだよう!」
「あーこのちっこさと肉づきがたまりません。
抱き心地はまどかが一番だよ」
そう言って抱きしめたまま指を立てたのでまどかは「くすぐったいからやめてよ、さやかちゃん!」と笑いながら抗議した。
(……ん?)
泣き笑いのまどか越しにほむらを見つけた。かなり遠いが目が合った。
(尾行してんの?)
呼びかけは無視された。
「さやかさん、どうかされました?」
まどかのすぐ隣で二人のいちゃつきぶりを邪魔しないよう空気になっていた仁美が不思議そうに聞いた。
「あ〜おはよ、仁美……えっと」
恭介のことも何もかも、もう気にしなくていいと後で伝えよう。
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