50: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 00:32:52.05 ID:JptNLkfbo
言えない。
(……マミのことでQBが何かあなたの不安を煽るようなことを
言ってくるかもしれない。相手にしないで)
(それは大丈夫。あの白いのにはだいぶ耐性がついてきたから)
(ならいいけれど)
ほむらは続けた。
(それから今朝、杏子に会った時)
「な、なに急に」
思わず声に出してしまい、隣で話していたまどかと仁美が驚いてさやかの顔を見た。
「あ、ごめん、ちょっと思い出して。なんでもないよ!」
手をぱたぱたさせながら笑って誤魔化す様子を見てまどかは察したらしく、そっと周りを窺った。
(見たことがないくらい幸せそうな顔であなたがもう大丈夫だと教えてくれた)
(……そう)
(拾ってもらった命、大事にしなさい)
(あんたって普段喋んないくせに口を開くと一言多いよね)
ほむらの気配が消えた。
「だれ?」
小声でまどかが聞き、ボソっとさやかが答えた。
「ほむら」
きょろきょろとその姿を探し始めたまどかに「もう行っちゃった」と告げる。
「そっか」
(さやかちゃんが生き残ってくれた……ということは
ほむらちゃんが一人で戦う可能性はかなり少なくなったって、ことかな)
「えへへへへ」
まどかが嬉しそうにさやかの腕に絡みついた。
「わははっ、なぁに〜?」
「あら、まどかさん。今朝はずいぶん甘えん坊さんですのね」
「だって嬉しくて」
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