55: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 01:09:36.40 ID:JptNLkfbo
QBはヒョイとどこかへ消えた。
まどかの所へ行くのだろうか。
魔女化についてはありのままを教えて絶対に契約しないように念を押してある。
その時のまどかの反応は不思議だった。
あまり戸惑ったり驚いたりせずにただ「ああ、そうなんだね」と深く頷いたのだ。
そして不意にさやかに抱きついてきた。
「さやかちゃん、本当によかった!」
「まどか?」
「さやかちゃんがどこかに行ってしまいそうで本当にこわかった」。
「……うん、ごめん」
「もう一人で抱え込まないでね?」
「心配かけちゃったんだなあ、あたし。ほんとごめんね」
「うううん、私もね、もうちょっとがんばってみるね」
「へ? なにを?」
答えてくれなかったなあ、などと思い返していると杏子からコンタクトがあった。
(さやか)
(うん、部屋にいるよ)
(遅くなっちゃった。これでも早くさやかに会いたくてすっ飛んできたんだ)
くすぐったいような、恥ずかしいような気がする。
「いいから、さっさと入ってくれば」
カチリと音がして施錠していた部屋の窓が開き、するりと魔法少女姿の杏子が入ってきた。
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