マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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58: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 01:38:09.39 ID:JptNLkfbo
さやかがふと尋ねた。


「あのさ、今まで魔法少女として生き延びた子っていなかったのかな」

「いきなりなんだ。マミより長く続けているやつは知らないな、今のところ」

「絶望さえしなきゃ長生きできるかな? なんて思うんだけど、どう?」

「どう? 実際に危なかったおまえがそれを言う?
それがどんなに難しいか思い知っただろ?」

「結構悲観的なんだね、意外〜」

「現実的なの!」

「ほむらはほんと、よく絶望しないなー。
ワルプルに何回も負けてループしてんだよね?」

「まどかを救う方法があるうちは絶望なんかしてられないだろ。
おかげで事前にワルプルギスの情報を得られたし、こうしてちっとは対策も立てられる」

「ああ、物は考え様だね」


それからしばらく真面目なのやそうでもないやりとりを続けた後、杏子は入ってきた窓から飛び出して行った。

手を振って見送った後つい「あれ?さみしいぞ?」とつぶやいてしまう。


(じゃあ明日の朝この埋め合わせするから)


思いがけなく返事があって、ドキッとした。


(独り言に返事するのはやめろ!)


笑い声が聞こえた気がした。

そして一夜明けて、さやかは自分の隣でスヤスヤと寝息を立てている杏子を発見して飛び起きた。


(埋め合わせってまさかこれですか杏子さん!?)


夜通し活動したのであろう杏子は前後不覚の眠りの中にいる。


(ま、びっくりはさせてもらったよ)


横顔にかかった髪をそっとよけて頬を軽く突いてみる。


(うん。嬉しい気持ちもあるよ)


見ているうちに何かいたずらがしたくなり、とりあえず長い髪をゆるいツインテールに仕上げてみた。


(おー、杏子じゃないみたい。まるで普通の女の子に見える)


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