59: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/21(水) 01:40:00.62 ID:JptNLkfbo
杏子の姿を見たマミが珍しくお腹を抱えて笑っている。
「これ、そんなにおかしいか?」
「ち、違うの、似合っていてとてもいいの、でも」
笑いの発作で息が苦しい。
「そうじゃなくて、あ、あなたが、好き勝手にそんなことをされているあなたがおかしくて」
「そういうもんか?」
ひとしきり笑い転げてから、マミはやっと顔を上げた。
「あーあ、笑わせてもらったわ。美樹さんと仲がいいのね」
「いいよ」
にこやかに答えた。
「ねえ。なんだかいい感じになってるわよ佐倉さん」
笑い過ぎで滲んだ涙を指先で拭いて、改めて杏子を見つめる。
「どう言ったらいいのかわからないけど、時々まるで人が違うわよ? いい意味で」
「マミは腹をくくったってツラしてる」
「そう?」
「なにか吹っ切ったろ?」
「どうかしらね」
「そういうとこ話さないよな」
「聞いたらドン引くかなと思って話せないの」
「まじで?」
「冗談よ」
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