8: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 02:25:27.25 ID:eDj2lchjo
「ええっと……あの、ほむらちゃんは、その……」
「?」
「なんなのかなって」
「!」
「ちょ、ちょっと待って、今のなし! そうじゃなくてあの
私に何か言っておくこととかない?」
「言いたいことはさっき全部伝えたわ。手を放してくれる?」
「あ、ご、ごめん……」
歩き去るほむらの後姿を無力感に沈みながら見送った。
(……これじゃまるで私こそが本物の電波さんだよ)
まどかは彼女の笑顔も泣き顔も見たことがあるし、やさしい気遣いを受けたことも憶えている。励まし合って一緒に戦ったこともある。何度も何度も助けてもらった。
ただしすべて夢の中でのことで、現実とのギャップに驚いてしまう。
ただ心の奥底で「夢で見ている世界も正しい」と主張する自分がいる。
(どうなっているんだろう)
(……考えなくちゃ、私に何ができるのか)
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