マミ「QBかく語りき」 QB「君らしいね」
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95: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/22(木) 01:52:44.03 ID:H0JqPK/8o

「うるさい!! 魔女とは戦えないんだから
魔法少女から奪うしかないでしょうがあ!」

「ううん、しょうがないっちゃしょうがない気もするけど」

「コイツ腹が立つ!!」


さやかはあわてて地面から引き抜いた細身の刀身で厚い両刃剣の打ち込みを受け止めた。金属同士が激しくぶつかる音がした。さやかの剣など折れて飛んでいきそうなものだが魔法少女の戦闘は必ずしも物理に則らない。


「ん? 意外とやさしいんだね?」


さやかの本音に少女ははっきりと驚愕の表情を浮かべた。彼女の渾身の一撃だった。


(ああ、この人すごく弱いのかも)


「ねえやめよう? 引いてくれないかな?」

「うるさい!」


刃の部分にガントレットをあてがって両手で力任せに押し込んで来ようとするが、長い鍔迫り合いにはならなかった。

さやかは力の拮抗点をずらして圧をいなし、相手のバランスが崩すのと同時に踏み込んで間合いを潰した。肩からの体当たりをまともにくらって相手の身体は大きく後退する。

短い攻防だったが少女はもう息切れしていた。さやかにはその状態に覚えがあった。ソウルジェムの穢れが進むと少し動くだけで激しい疲労を感じるようになる。

さやかは手持ちのグリーフシードを取り出して見せた。


「ほら。つまるところ、これでしょう?」

「よこしなさいっ!!!」


深緑の魔法少女が吠えた。



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