15: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/10/07(金) 20:40:09.57 ID:mFpjnES+0
俺の足元に至るまで歩み続け、そのままぶつかるように彼女は抱き着いてきた。
頬を撫でる黒の艶髪から漂うかぐわしい香り。
華奢なくせに柔らかいという半矛盾。
融けてしまいそうなくらい心地の良い彼女の体温。
ショートしっぱなしの貧弱な脳みそ。
ざわつく同僚たち。
P「あっ…いさん……?」
かろうじて動いたのは口だけ。
その問い掛けも彼女は意に介さずゆっくりと一呼吸し、顔を上に向ける。
彼女の吐息が俺の耳をくすぐるのと、俺にしか聞こえない小さな甘い声で囁き始めたのは同時のことだった。
あい「Pくんは昨夜はよく眠れたかい?私はぐっすりだったよ。
今朝ほど目覚めの良い朝は生まれて初めてだった。Pくん…会いたかったよ。
フフッ、昨日も日付が変わるまで一緒にいたというのに、早く会いたくて仕方なかったんだ…。
なんせ君と恋人同士になれたんだから…。
それで居ても立っても居られずにやることもないのに来てしまったんだ。
いや、やることはあるな…こうして君に抱き着くことが出来る。
…そうだ、今日は私の仕事の時間までずっとこうしていて良いかい?
なぁ、良いだろう?仕事の邪魔はしないから…フフッ、大丈夫だよ冗談さ。
あぁ〜Pくん…今日も素敵だよ」
P「」
あい「でも、こんなに君を近くに感じていると…ぁ…やっぱり…いけないな…
昨日三回もしたっていうのに…いや、三回もしたからかな?
Pくんを見ると反射的に下腹部が疼くようになってしまったのかもしれないね…」
P「」
あい「朝の挨拶はこれくらいにして…私はこれからお花摘みに行こうと思うんだが、Pくんはどうする?
一緒に来るかい?あぁ、多目的トイレの方だよ?
私が処理するのを見てるだけでもいいし、手伝ってくれてもいいし…それとも…」
さわっ…ふにょっ
P「」
あい「フフッ…想定内さ。むしろこれで硬くなっているようなら張り合いがない。
まだまだ始まったばかり…所謂あいさつ代わりのジャブだよ」
P「」
P「」
P「…ハッ!?」
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