東郷あい「あちらを立てればこちらが立たず」
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29: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/10/07(金) 20:56:03.18 ID:mFpjnES+0
あい「あぁ…だらしのない口だ……んっ、はぁむっ、ちゅるるるっ♪」

P「んぁぁっむちゅぷっ、はぁっはぁ…んれろぉぉ」


見かねたあいさんにキス、ではなく、ただ唾液を啜られる。
頭がバカになっている俺は彼女のリップの感触を感じるや否や、キスしてくれたんだと勘違いしてしまい、舌を絡めようと突き出すも空振りに終わり切ない。


あい「フフッ…今は耳掃除中だろう? それは、あとでな…ぁむ♥」

P「んぁっ」


チロチロと絡む相手を探して彷徨っていた汚い舌先に、彼女の唇が甘噛みをしてくれた。
物足りないことこの上ないが、ひとまずはそれで我慢しなくては。


あい「そろそろ綿棒で…」


  くりっ くりりっ… ざわざわわっ…


P「ふぁぁ…はわわぁぁぁ…」


綿棒での耳掃除というごく普通のことも、あいさんの手によれば病みつき必至の悦楽だった。


あい「ふやかした甲斐があったな。面白いように良く取れる…」


  ずり…ずずりっ…くすすっ………
  ふぅ〜〜〜〜〜♥


P「んぁぁ……っ!?」

あい「ん。よし♪ こっちはお終いだ」


最後に涼やかな吐息を吹きかけられて、それで右耳の掃除が終了してしまった。
脳みそと一緒に溶けているのではと心配になるほどドロドロに感じていたのが、火照りつつもすっきりしてしまって無性に寂しい。


P「はぁ…はぁ…」


甘美な時間が途切れ、目を開くとそこは天国ではなくいつもの自室。
ソファに座るあいさんの膝を枕にして寝そべっていた。
訂正…あいさんの膝枕は天国だ。
その天国の時間も半分が過ぎてしまった。
だがもうあと半分ある。
そして、左耳は…。


P「よいっ…と…」


  ぎしりっ


ソファを軋ませて寝返りを打つ。
そうすれば目の前数センチにあいさんの腹部。
視界全てがあいさん。
鼻呼吸すれば濃密な彼女の香りが肺を満たして幸福感と罪悪感が沸き起こった。



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