4: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/10/07(金) 20:26:55.82 ID:mFpjnES+0
あい「Pくん」
P「はい、なんですか…?」
あい「……………」
お酒で気を大きく装っても、それでもいざとなると、尻込みしてしまう。
P「あいさん…?」
いや、いつも通り、私らしくいこう。
あい「さっきの…最後の曲だが……」
P「ぁ………」
Pくんの顔から笑みが消えて、緊張の色を帯びる。
この反応はやはり覚えていてくれていたようだ。
あい「あれは…Pくんに向けて演奏した……。どういう曲か覚えているね?」
P「は、はい…」
あい「私の想いは、君に届いたかな…?」
初めて彼にこの曲を聞かせたとき、これはラブソングなんだと説明した。
『サックス吹きが愛しい人に贈るとしたらどんな曲になるか?』をコンセプトに作曲したんだと。
もっとも、作曲当時はこんな風に実際に使うことになるとは露程も思わなかったが。
P「………」
彼は目を瞑って一度深呼吸し、決心をしたように目を開く。
いつの間にか胸を叩く心臓の音がうるさいほどになっていた。
P「あいさん…ごめんなさい。俺はあいさんの気持ちを受け取ることが出来ません」
あい「………」
あい「…?」
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