東郷あい「あちらを立てればこちらが立たず」
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40: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/10/07(金) 21:12:36.97 ID:mFpjnES+0





監督「じゃあ、俺たちは…ひっく…さきに日本に帰るから…うぃっく…Pくんたちはせーぜーもう一日楽しめばいいさ…くそぉぉ羨ましいぃぃぃぃ…うっぷ…」

P「あはは…お気をつけてお帰り下さい。帰国したらまたご連絡しますので」

メイク「やらぁぁぁぁ!! とうごうしゃんと離れたくないいぃ!! あたしの王子さまぁぁ〜〜〜!!」

あい「おやおや、聞き分けのない娘だ。せっかく帰ったら改めて今回のご褒美をあげようと思っていたのになぁ。これではオアズケ、かな…?」

メイク「はい、帰ります。私日本に帰って東郷さんを待ってます」


レストランの前で帰国組を見送る。
いずれもなかなかの酔いっぷりだが、旅慣れした人たちだ、たぶん大丈夫だろう。



  ぎゅっ…


彼らの乗るマイクロバスの背が見えなくなる頃、不意に手を握られた。

あい「ホテルの部屋で…飲み直さないか…?」

P「…いいですね」





  きゅぽん♪ トクトクトク……


ワインを注ぐグラスは一つだけ。
肩を寄せ合いながら交互にグラスに口をつける。
他の人の目などないから、マナー違反だろうが知ったことじゃない。


あい「んく……あぁ、とてもいい気分だ……」

P「こくっ…トラブルもなかったし、天気にも恵まれて一安心です」

あい「スタッフと南の空に感謝だな」

P「今回のPV撮影、ホントにただの観光でしたね。観光してるあいさんを撮ってるだけ。この方針がそのまま通るとは自分でも思ってませんでしたよ。ははは」

あい「…んくっ…実に役得だったよ。Pくんにも感謝だ」

P「ごくっ…俺は俺で、あいさんの素敵な表情がたくさん見れて眼福でしたよ。きっと良いPVになります」

あい「フフッ…名プロデューサーの君がそういうなら安心だな…」

P「名プロデューサーだなんて…あいさんの魅力をたくさん知ってるだけですよ……あ、もうお酒はやめておきますか?」

あい「そうだな…ぁ。いや…んくっ…ん〜〜〜」

P「ぁ…んちゅぷ…ごく…」


彼女の口から受け取ったワインは、まろやかさと甘みが増していて極上の味わいだった。


あい「ん、ふ…♥ これで最後だ」


今日の酒量は比較的抑え気味だったはずなのに、一気に酔いが回り始めたような気がする。
口を離した後のあいさんが妖艶に口角を上げたのを見て、今日はこの瞬間からキスが解禁されたことを知った。


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