提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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150:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/21(金) 04:05:45.79 ID:Rwl49TBi0
加賀「……何があっても断りますと言ったらどうするのかしら?」
提督「書いてくれるまで何を対価にしても頼み続ける」
加賀「……書きますから離婚しないで、やり直させてくださいと言ったら?」
提督「それは……できない」
加賀「っ……なら、書くぐらいなら死んでやるって言ったらどう?」
提督「死なせないさ。それでも死にたいのなら先に俺が死ぬ。君が死ぬところは見たくない」
加賀「……どうしても、終わりなんですか」
提督「俺のせいだ。恨んでくれて構わない」
加賀「……書かないと、駄目なんですか」
提督「書いてくれないと困るな。頼むよ」
加賀「……分かりました」
加賀(もはや何もできることはなかった。私がこの人のためにできることは唯一つ。……離婚届にサインして、この人を解放することだけだった)
加賀(手が震えてうまく字が書けない。吐き気が酷くて今すぐにでも戻してしまいたい。冬の日本海にいるように心も体も凍えていた)
加賀(全部が悪い夢のようだ。それなら早く醒めてくれないだろうか。そんな意味のないことを考える)
加賀(何とか書き終えた書類を提督に手渡す。提督は軽く確認した)
提督「よし、いいぞ。ありがとう。」
加賀「……死にたい気分」
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