提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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462:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/12(月) 22:03:26.82 ID:rGhT5DYe0


友「もうそろそろその家のはずだ」

プリンツ「……」

プリンツ(いつのまにか雨が降っていた。周りは晴れているのに、このあたりだけ雲に覆われている)

プリンツ(オレンジ色に染まった沈みかけの満月が空に浮かんでいる。不気味な夜だった)



友『あの作戦会議の後、俺はあるつてを頼って密かにあの二人の行方を捜していた。時間が経っていたうえ、工作もされていたそうだが無事に見つかった』

友『だが、それと同時に同じくその二人を追っている同業者も発見したそうだ。そいつの方が先に探していたことが幸いした』

友『俺はもちろん誰が探しているのかも突き止めるように頼んだ。予想では、お前らドイツ軍の連中だと思っていた』

友『だが違った。今朝、そのつてから連絡が来て報告を電話越しに聞いたんだ』

プリンツ『探していたのはアトミラールだったんですね……?』

友『ああ。今日の午後一時にある場所で直接会って報告しているのを確認したらしい』

友『たった一日違い、おそらくあいつは作戦会議の日までには正気に戻っていたんだろうな』

プリンツ『……』

友『運が良かった。あいつが報告を直接会って伝えるよう依頼していたこと、俺のつてが優秀だったこと』

友『いろんな幸運が俺たちを助けてくれた。一歩間違えれば、俺たちがこの事実を知るのはすべてが終わった後になっていただろうからな』

プリンツ『そうですね……』

友『あいつは恐らく一人で決着をつけるつもりだろう。だがどう考えてもまずいことになる可能性が大きい』

友『それこそ、あいつの経歴に致命傷をつけるぐらいのことをしでかすかもしれん。だから、止めなくちゃならない』

プリンツ『ぶっ殺してやるとか言っていた人の発言とは思えませんね』

友『俺ならいい。だが、これ以上クソ野郎どもにあいつをどんな方法であれ傷つけさせはしない』

友『あいつは本当にいい奴なんだ。それがどうしてこうもひどい目にあう……あんまりじゃないか……』

プリンツ『……同感です』


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