提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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570:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/19(月) 01:13:25.06 ID:olty7XRh0
プリンツ「いいんです。今、アトミラールは、正気に戻ってここにいる。だからもう大丈夫です。けど……」
プリンツ「だけどもしアトミラールさえよければ……どうか今日だけ、一緒に寝てくれませんか?……アトミラールを感じさせてくれませんか?」チラッ
提督(それは悲痛からか、あるいは別の感情か。プリンツは表情を曇らせ、目に涙を浮かべつつ上目遣いでこちらを伺っていた)
提督(俺のために、我が身も顧みずにひたすら尽くしてくれた。そして今、その緊張の糸が切れて、秘めていた自分をさらけ出している)
提督(そんな健気な少女のために、俺ができることは……)
提督「わかった。是非、添い寝させてくれ」
プリンツ「アトミラール……!!はい、ありがとうございます……!!」パァッ
プリンツ(ようやく話せた自分の気持ちに満足する。何より、アトミラールがこうも優しく受け入れてくれたことが一番うれしい)
プリンツ(アトミラールが上着と靴下を脱ぎ、ズボンと下着姿になった。目覚ましをセットする)
プリンツ(私は促されてベッドに入り、アトミラールがすぐに隣に入る。感じるアトミラールの……男の人の体温に、匂い。胸がドキドキする)
提督「お休み、プリンツ」
プリンツ「はい。……」ニギッ
提督「!……」ギュッ
プリンツ(向かい合って眠る。手を伸ばし、アトミラールの手を握ると、握り返される。本当に幸せだ)
プリンツ(どっと疲れが、精神的なものも身体的なものも全て溢れ出てきた。緊張が解けたのだと思う)
プリンツ(瞼が重くなる。……最初は、もっと肉欲的なものを求めていた。けど、今はこれでいい。そう、今だけは)
プリンツ(本当に純粋な気持ちだった。こんな気持ちになれるだなんて。私は、本当に久しぶりの安らかな眠りに落ちて行った)
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