提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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634:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/27(火) 03:47:28.99 ID:XLJw0dqZ0
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提督(久しぶりに里帰りして両親と会い、旧友たちと親交を温めていたらあっという間に約束の日だった)
提督(ビスマルクとは毎日電話をしたが、今日ライブに行くことは話さなかった。別にそこまで悪い事ではないはずだが、なんとなく言い出せなかったのだ)
提督(さて、夕方の繁華街で待ち合わせの時間を待つ。遊びに出てきた若者たちやカップルたちの中にいると戦時ということを忘れそうになる)
提督(おそらくここにいる人たちにとって戦争とはテレビの中だけの話になっているのだろうなと思うと、複雑な気分だ)
プリンツ「あ、アトミラール!!」
提督「プリンツか。……っ!?」
提督(声をかけられ、そちらを向く。そこにいたのは確かにプリンツだったが、服装が凄かった)
提督(ブーツを履き、ガーターストッキングにミニの柄入りプリーツスカート。そして、おそらくそのバンドのモノであろうシャツを着ている)
提督(しかも、へそ出しだ。綺麗な白い肌と形の良いへそが惜しげもなく晒されている)
提督(そしてプリンツの左下腹部にはなんとタトゥーが彫ってあった。全部は見えないが、手のひらぐらいの大きさで雪の結晶のような模様だ)
提督(シャツの上には革製のジャケットを羽織り、山岳帽を被っている。色はすべて黒やそれに準ずる色だ)
提督(さらに言うと、腰にはチェーンがついており、首元には鉄十字のアクセサリーをかけている)
提督(たまにこんな感じの服装の人間を見かけるが、大体が服に負けて痛々しいことこの上ないことになっている)
提督(しかし、プリンツはスタイルが良くて美人であるためか見事に着こなしていた。圧倒的な存在感を放っている)
提督(周りは皆プリンツに見惚れており、そしてその待ち合わせ相手である俺にも嫉妬や羨望の視線が集中した)
提督「何というか……すごい格好だな。もしかしてこの格好じゃまずいか?」
プリンツ「いえ、大丈夫ですよ。向こうでシャツを買ってそれに着替えればいいんです。もちろん、私がお金出しますよ」
提督「何言ってるんだ、自分で買うよ。もちろんチケット代も出すからな。……それにしても、本当にすごい格好だ」
プリンツ「えっ、似合ってませんか……?」チラッ
提督「まさか!すごい着こなせてるよ。けど、普段の君からは想像がつかなかった」
プリンツ「そうですか?ならよかったです!今日はライブですから。普段からこんな格好しているわけじゃないですよ?」
提督「そうか。まあ、似合ってるからいいと思うが。……タトゥーしているんだな」
プリンツ「えっ?あ……もしかして、嫌でしたか?」
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